Lea Bobergがファーストシーズンから提案するBLAZERで、 ブランドの原点の様な、本人も非常に大事にしているモデル。 lea bobergの定番のモデルに関しては、 無数のパターンの生地を各取扱い店舗が選んでオーダーするので、 店舗のオーナーやバイヤーの嗜好や提案したいスタイルの個性が現れるのが面白いところでもあります。 そんな中で当店のセレクトのこだわりは、この少し粗野な印象が感じられるカーキカラーの生地。 カーキは茶系だったりグリーン系だったり曖昧で無限にバリエーションがある色ですが、 グレージュにグリーンを足した様な絶妙なカラーリングにグッときて、こちらを入れました。 今季この生地のこのカラーのジャケットは当店含めて5着ほどしか存在しないようで、してやったり、です。 またボタンは恐らく水牛の半透明なベージュのボタンなのですがとても美しい。 優しいカーキに調和しつつも、しっかりと存在感もあるボタンを眺めてみて欲しいです。 以下、ブランドからの説明です↓ ピークドラペルのダブルで片比翼仕様の4ボタンのジャケット。 ラペルからのフロントラインが切りっぱなしになっており、ロンドンのインデペンデントブランドらしい手作り感が強調されています。 フィッティングのベースは英国のテーラリングの伝統である前肩仕様になっています。 (肩の前身を小さく、後ろ身を大きくとって肩の稼働域を確保しています) コンパクトな肩周りに比べ、チェストから裾回りまでに大きくボリュームを取り、被服と身体の間にたっぷり空気を含ませることで、美しいドレープを表現しています。 またショルダーのステッチラインも首元から袖にかけて後ろに振ることで肩の可動域を確保しながら、フロントから見た際のシャープな印象を強化しています。 RPL BLAZERのポケットは脇下から一枚のパネルで構成されており、ステッチがフロントから見えないようになっています。それによってやはりシャープな印象を強調しております。 最後にLea本人がとても気を使ってパターンを引いた袖口。 少しフレアした袖口はスリットが入りながらもボタンなしで提案しています。 テーブルの上のコーヒーを握る際、あるいは髪をかき上げる際に最も手首が美しく見えるよう設計されています。 デンマーク人であるLeaらしくストイックにミニマルであることを追求しています。 3 着丈約74、身幅約59、肩幅約44、袖丈約63センチ 2 着丈約73、身幅約57、肩幅約43、袖丈約62センチ