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※一着ごとにポケットにアソートのボタンが付属しますが、ボタンの種類はお選びいただけません。
素材:表地ウール100%、裏地ウール48、リネン47、ポリウレタン5%
表地は大阪、大津毛織の中肉厚の軽やかかつ十分な保温性も備えた生地。
裏地は三者混生地でストレッチ性と過剰な熱を発散する袖通しの良い生地。
サイズ:
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肩幅58、身幅58、袖丈58、着丈61センチ
サイズ00
肩幅59、身幅60、袖丈60、着丈64センチ
サイズ000
肩幅60、身幅62、袖丈62、着丈68センチ
肩幅ゆったりで少し尖る様なシルエットを描くモードな印象の肩周り。
着丈はジャスト、身幅たっぷりながらキツめのリブテンションでコンパクトにまとまるシルエット。
Muranの洋服を当店でお取り扱いはじめた際に最初にリリースされ、
当時のデザイナー渾身の作品でもあったフルジップジャケット。
それを超えるべく製作に取り掛かったという今作は、紛うことなき傑作です。
上述のフルジップジャケットや何度かリリースしたそのアップデート版。
それらは毎回完売で、ある意味リリースすれば安定してお客様に手に取って頂けるものでした。
しかしながら、敢えてそこからの脱却を試みたのが今作です。
服作りを趣味の域を超えてブランドとして成立させるためには、もちろん売れることは至上命題です。
しかしながら、Muranの様なインディペンデントな活動をするブランドには、それよりも重要なものが確かに存在しています。
特に同じデザインを繰り返したり同型の服を量産することは、
このブランドのアイデンティティの一部である、
"デザイナー本人が1人で縫って創り上げていること"の意味を揺るがしかねないとも思います。
そして今回は定番で売れるものを繰り返して作ることよりも、
過去作と向き合って昇華し、デザイナーとして新たなフェーズに向かうことを選びました。
それは勿論、ただの売れ線じゃないものを作るという逆張り的な意味ではなく、
売れるものを更に超えたものを作りあげ、お客様を感動させたいという、
作り手として純粋かつ非常にストイックな想いです。
そういったある種デザイナーのエゴを貫いた今作には、単なる精神論ではなくデザイナーの心境の変化が明らかに反映されています。
今までに採用していなかった、ゆったりとした身頃のパターンや、
カフス、襟、ポケットフラップなどの少し変則的に作り込まれた細部からは試行錯誤が感じられ、
シンプルで端正にまとまった佇まいの中に確かにデザイナーの"今現在"と静かな情熱を感じます。
余談ですが、画像にある様にポケットに付属するボタンは一着ずつ別々で左右でもそれぞれ別のものが使われていて、ある意味全てが一点ものです。
このボタンによる効果的で小気味良いデザインへのアクセントからは、
量産品では成し得ないこのブランドならではの遊び心が感じられます。
今後は別のアプローチの作品がしばらく続くそうなので、
この雰囲気の今作が気になる方は是非ご検討ください。ご満足いただける自信があります。